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2022/10/19
原発の過酷事故想定し広域避難訓練【いばキラニュース】R4.10.19
日本原子力発電東海第2原発(東海村)の過酷事故を想定し、同村は10月18日、3年ぶり4回目の広域避難訓練を実施しました。村民290人が、約80㌔離れた守谷市に自家用車やバス11台で移動。小学生や要支援者の避難もありました。村の広域避難計画案で村民の避難先となる守谷、つくばみらい、取手の3市との訓練が、今回で1度ずつ終える形となりました。
訓練は村職員、関係機関を含めると計約500人が参加。東海第2の原子炉に給水するポンプが壊れ、電源も喪失したとの想定で行いました。
東海第2から約1.5㌔の村立白方小では、6年生77人がバス3台で守谷市の避難所に向かいました。自家用車で駆け付けた保護者7人が、現地で子どもの引き渡しを受けました。
訓練後、山田修村長は「スムーズにいかなかった部分もあり、検証する。計画の実効性は避難の仕方が住民の身体に染みつくことが大切。訓練は続けたい」と語りました。松丸修久守谷市長は「今回は受け入れ手順を確認したに過ぎない。追い込まれた状況の避難者を受け入れるには検証が必要だ」と指摘しました。
村は、避難予定先の全3市で訓練を実施したことになる。山田村長は、避難計画の完成時期を「示せない」とした上で、村単独では実効性検証に限度があると言及。原発5㌔圏の村と同30㌔圏の自治体では避難のタイミングが異なるため「国や県、周辺自治体と連携した大規模訓練も必要だ」と強調しました。
訓練は村職員、関係機関を含めると計約500人が参加。東海第2の原子炉に給水するポンプが壊れ、電源も喪失したとの想定で行いました。
東海第2から約1.5㌔の村立白方小では、6年生77人がバス3台で守谷市の避難所に向かいました。自家用車で駆け付けた保護者7人が、現地で子どもの引き渡しを受けました。
訓練後、山田修村長は「スムーズにいかなかった部分もあり、検証する。計画の実効性は避難の仕方が住民の身体に染みつくことが大切。訓練は続けたい」と語りました。松丸修久守谷市長は「今回は受け入れ手順を確認したに過ぎない。追い込まれた状況の避難者を受け入れるには検証が必要だ」と指摘しました。
村は、避難予定先の全3市で訓練を実施したことになる。山田村長は、避難計画の完成時期を「示せない」とした上で、村単独では実効性検証に限度があると言及。原発5㌔圏の村と同30㌔圏の自治体では避難のタイミングが異なるため「国や県、周辺自治体と連携した大規模訓練も必要だ」と強調しました。