常陸太田市の郷土料理のけんちん汁を楽しむイベント「金砂郷のけんちん村まつり」（同実行委員会主催）が11月27日、同市の市交流センターふじで開かれました。４年ぶりの開催に多くの来場者が足を運び、昔ながらの郷土料理のけんちん汁を食べ比べながら、身も心も温めていました。
　食べ比べコーナーには、野菜たっぷりのけんちん汁や、県産のオヌマポークのホルモンをトロトロになるまで煮込んだホルモンけんちん、野菜をごまの風味で仕上げたみそけんちん汁など、市内のそば店や市民団体など８店が９種類を提供。来場者は別売りの麺とけんちん汁を合わせて食べ、数種類のけんちん汁の味比べを楽しんでいました。
　会場では清酒や野菜、納豆、菓子などの特産物販売コーナーも設けられた。実行委の田仲昭一実行委員長は「イベントを通して家族や仲間との時間を楽しみ、郷土料理の味も楽しんでもらえれば。今後は大食い大会の再開など工夫を凝らしたイベントにしていきたい」と話しました。