ひたちなか市阿字ケ浦町の国営ひたち海浜公園プレジャーガーデンで、毎年恒例となる来年のえとの地上絵が完成し、 「卯」 にちなんだ飛び跳ねるウサギの姿が楽しめます。
　２００８年から続く年末年始の風物詩で、今回14回目。11月28日から約３週間かけて縦25㍍、横33㍍の巨大な地上絵を制作しました。
　マツの間伐材で輪郭を作り、約６００本のコキアでの毛並みを表現。陰影には約２万個の松ぼっくりを敷き詰め、躍動感あふれるウサギを完成させました。
　いまだ続く新型コロナウイルス禍やロシアによるウクライナ侵攻などの争いが続く困難な日々を乗り越え、世の中を明るくしたい思いを込めました。
　撮影ポイントは、１週約15分の大観覧車（高さ65㍍）のゴンドラに乗ってから５、６分後の最高地点に達する少し前がおすすめです。 　同公園担当者は「ご家族で見て楽しんでもらい、明るい新年を迎えてほしい」と話しました。
　地上絵は来年１月９日まで設置。20日と31日、１月１日は休園。