干し芋作り最盛期【いばキラニュース】R5.1.31
本県特産の冬の味、干し芋の生産が最盛期を迎え、農家では、天日を浴びる無数の干し芋が黄金色に輝いています。
ひたちなか市阿字ケ浦町の黒沢誠児さんは先代から、50年以上作り続けています。早朝に芋をふかして皮をむき、厚さ1㌢に切って網に並べます。約1週間の天日干しの間、太陽光と寒風を受けることで光沢と甘みが増します。
今年は芋の品質が良く、冬場の天候に恵まれたことから、例年以上の出来とのこと。作業は2月中旬まで続きます。
黒沢さんは「硬すぎず柔らかすぎない食感と、かむほどに広がる芋本来の甘みを味わってほしい」と話しました。