ひな人形が町並みを華やかに彩る「真壁のひなまつり」が2月4日、桜川市真壁地区で開幕しました。新型コロナウイルスの影響で３年ぶりの開催。再開を待ち望んでいた観光客らが足を運び、店先や玄関先に並ぶひな人形を堪能しました。
　真壁のひなまつりは19回目で、例年８万人が訪れます。今年は商店や家など約１２０軒に江戸時代から現代までのひな人形、つるしびなが飾られています。
　日本酒「花の井」蔵元の西岡本店（同市真壁町田）では、築１５０年の「樽蔵(たるぐら)」と呼ばれる土蔵にひな人形を飾り、ひょうたんのランプでライトアップしました。ひな人形は市内外の家庭から寄贈されたものが中心。年代や作り手がさまざまで、人形の顔つきや衣装の形、生地の違いが楽しめます。
　
　３月３日まで。期間中、人形浄瑠璃（19日）や流しびな（３月３日）といった催しが行われます。