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2023/04/17

武山の大日堂 23日から公開【いばキラニュース】R5.4.17

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 笠間市出身の日本画家、木村武山が昭和初期に建てた仏堂「大日堂」が、23日から公開されます。建物内には武山邸近くにあった廃寺の木造大日如来(にょらい)座像が安置されています。壁や天井に色彩豊かに描かれた大日如来や菩薩(ぼさつ)像は、「仏画の武山」の本領が発揮され、壮麗な世界観を体感できます。15日には同所で開館式が行われ、出席した関係者は「武山の画業や優れた芸術性を広く発信できる拠点になってほしい」と期待を込めました。
 大日堂は1935(昭和10)年、武山が59歳の時に建てられました。武山の屋敷が大日如来を本尊とする寺院の跡にあり、安置していたお堂は荒れ果てていました。武山の母親はこれに心を痛め、「大日様のお堂を建ててほしい」と要望。造り始めて間もなく母親は亡くなり、お堂が菩提(ぼだい)を弔う形になりました。
 市によると、大日堂と土地は89年、当時所有していた武山の子孫から大阪府内の法人に売却されていました。市は2018年、取得方針を決定し、管財人との交渉などを経て、昨年2月に土地と建物を取得。さらに貴重な文化遺産として後世に伝えるため、見学者用の駐車場やトイレなども整備しました。
 開館式で山口伸樹市長は「大日堂を通じて多くの人に武山の画業の価値を学んでもらえれば」とあいさつ。テープカットの後、関係者は大日堂内を見学しました。
 公開は毎月第2、4日曜の午前9時~午後4時で、完全予約制。拝観料は大人500円、小中高生300円。希望日の5日前までに申し込みが必要です。
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