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2023/05/12
光圀ゆかりの「初音」茶摘み【いばキラニュース】R5.5.12
城里町の圃場で5月9日、JA水戸古内茶生産組合を中心に、同町の上遠野修町長や地域住民ら約30人が参加して新茶摘みが行われました。茶葉は江戸時代に水戸藩主の徳川光圀が味の良さをたたえ、「初音(はつね)」と命名し、茨城3大銘茶、古内茶の原点ともなったものです。約1時間で、約6㌔を収穫しました。
初音は、光圀が下古内にある禅宗寺院「清音寺」に立ち寄った際、出されたお茶がおいしかったことに感激し、茶樹に名前を与えたと伝えられています。また光圀はこの茶樹の栽培を周辺地域にも広めるよう勧め、現在の古内茶の産地が生まれるきっかけになったとされています。
農地は、国登録有形文化財「島家住宅」の敷地内にある町有地で、広さ約500平方㍍。苗木は、清音寺に現存する母木から2014年から挿し木して増やされました。2017年から3度に分けて定植され、収穫は今回で4年目になった。
参加者は、青々とした新芽を摘み取って、手に持ったかごに入れていきました。収穫した生葉は製茶し、組合員ら関係者に配布されるとのことです。
大坪組合長は「古内茶のことを多くの人に知ってもらう手だてとして、初音茶に着目した。話題にしてもらって、お客を増やすことにつなげたい」と話しました。
初音は、光圀が下古内にある禅宗寺院「清音寺」に立ち寄った際、出されたお茶がおいしかったことに感激し、茶樹に名前を与えたと伝えられています。また光圀はこの茶樹の栽培を周辺地域にも広めるよう勧め、現在の古内茶の産地が生まれるきっかけになったとされています。
農地は、国登録有形文化財「島家住宅」の敷地内にある町有地で、広さ約500平方㍍。苗木は、清音寺に現存する母木から2014年から挿し木して増やされました。2017年から3度に分けて定植され、収穫は今回で4年目になった。
参加者は、青々とした新芽を摘み取って、手に持ったかごに入れていきました。収穫した生葉は製茶し、組合員ら関係者に配布されるとのことです。
大坪組合長は「古内茶のことを多くの人に知ってもらう手だてとして、初音茶に着目した。話題にしてもらって、お客を増やすことにつなげたい」と話しました。