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2023/05/21

境町で自動運転バス試乗会【いばキラニュース】R5.5.21

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 町内を走る循環バスにエストニア製の新型自動運転電気自動車(EV)を導入する境町は5月17日、町民向けの試乗会を実施しました。車両の遠隔監視など一定条件を満たせば無人運転が可能な「自動運転レベル4」に対応し、障害物回避機能などを備えています。
 試乗会に登場したのは、昨年秋に発表された新型車両「MiCa(ミカ)」。最大8人乗りで、道路状況などを100㍍~200㍍先まで検知する7台のセンサーと、8台の高性能カメラで障害物などを検知します。物体までの距離や方向などを車両自ら計測し、自動で回避する完全自律型の無人運転が可能です。
 町は2020年秋からフランス製の自動運転バス「ARMA(アルマ)」3台を用いて公道走行を実施してきました。来年3月末までに「アルマ」を計5台に増やし、年内に「ミカ」を1台から最大3台導入する計画です。今年4月から東京大の柏キャンパス内で新型車両の実証走行を重ね、境町の道幅や道路事情に合わせたセンサー対応に調整されています。
 レベル4では、車両は事前にプログラムされた運行ルートをシステムによって移動。車を動かすのが人ではなくなるため、複数車両を1人で遠隔監視することも可能です。自動運転バスなどの運行管理を行う「自動運転遠隔監視センター」のモニターで運行を見守るほか、当面はオペレーターが1人乗車して監視するとのことです。
 文化村公民館駐車場で開かれた試乗会に参加した方は「動きがとにかくスムーズで乗り心地が良い。手を上げると、どこでも止まってくれるような仕組みになってくれるとありがたい」と笑顔。
 橋本正裕町長は「自動運転バスのおかげで年間178件の町内視察や、東京大の関連機構が町に事務所を構えることを検討するなど、今まででは考えられないことが起こっている。自動運転バスの効果は大きい」と話しました。
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