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2023/07/12
農業題材アート100点 県近代美術館企画展【いばキラニュース】R5.7.12
「農業」をテーマに近現代の絵画や立体などを集めた企画展「土とともに 美術にみる〈農〉の世界─ミレー、ゴッホ、浅井忠から現代のアーティストまで─」が、水戸市の県近代美術館で開れています。日本やフランスの農村風景画をはじめ、農民運動を題材にした社会派画家の作品、農業にまつわる現代アートなど、多彩な「農」のイメージを紹介しています。
近年、気候変動や武力紛争によって生じる食糧危機が身近となる中、本展では、「命と食」に直結する農業に着目し、アートとの関わり合いを考察。「田園風景の発見 フランスと日本」「畑のマリア モデルとしての農婦と子」などの章立てで、作品約100点を展示します。
見どころの一つが、ヨーロッパの画家が農婦をモチーフに描いた作品群。バルビゾン派のミレーによる「落ち穂拾い(版画)」、印象派のピサロによる魅力的な農家の女性像「立ち話」に加え、オランダ時代のゴッホによる「座る農婦」などを集めました。
農作業や家事・育児に励む女性たちの健康美と共に、勤労の尊さを伝えています。 現代作家による農業へのアプローチも注目だ。
草間彌生、米谷健+ジュリア、雨宮庸介ら国際的に活躍するアーティストをはじめ、福田玲子、野沢二郞、大森薫子の各氏ら本県ゆかりの作家の作品も楽しめる。
担当の永松左知主任学芸員は「人間の生活の根幹にあるのが農業。作家たちはそれを魅力的なモチーフとして見いだし、連綿と描いてきたことを実感していただければ」と呼びかけました。
会期は9月3日までです。
近年、気候変動や武力紛争によって生じる食糧危機が身近となる中、本展では、「命と食」に直結する農業に着目し、アートとの関わり合いを考察。「田園風景の発見 フランスと日本」「畑のマリア モデルとしての農婦と子」などの章立てで、作品約100点を展示します。
見どころの一つが、ヨーロッパの画家が農婦をモチーフに描いた作品群。バルビゾン派のミレーによる「落ち穂拾い(版画)」、印象派のピサロによる魅力的な農家の女性像「立ち話」に加え、オランダ時代のゴッホによる「座る農婦」などを集めました。
農作業や家事・育児に励む女性たちの健康美と共に、勤労の尊さを伝えています。 現代作家による農業へのアプローチも注目だ。
草間彌生、米谷健+ジュリア、雨宮庸介ら国際的に活躍するアーティストをはじめ、福田玲子、野沢二郞、大森薫子の各氏ら本県ゆかりの作家の作品も楽しめる。
担当の永松左知主任学芸員は「人間の生活の根幹にあるのが農業。作家たちはそれを魅力的なモチーフとして見いだし、連綿と描いてきたことを実感していただければ」と呼びかけました。
会期は9月3日までです。