文化の秋を彩る2023年度の茨城県芸術祭が9月30日、水戸市の茨城県近代美術館で開幕しました。コロナ感染症が5類に移行し、4年ぶりに通常開催に戻りました。県内9市町村を会場に美術や音楽、文学など7部門25催事を来年1月7日まで開催。県民の優れた文化芸術活動の成果を発表・展示します。
　1966年に始まり、今年で58回を数えます。茨城県、茨城県教育委員会、茨城文化団体連合、茨城新聞社などが主催します。
　開会式のあいさつで、大井川和彦知事は「コロナ禍の3年間、文化芸術の大切さを身にしみて感じた。茨城県芸術祭が次の世代の芸術家を生むきっかけになってほしい」と期待を寄せました。小田部卓県芸術祭会長は「県民の発表の場となる県芸術祭がさらに充実するよう、支援と協力をお願いしたい」と呼びかけました。
　会場では主催者代表らがテープカットを行い、開幕を祝いました。