赤い羽根共同募金運動が、10月1日から全国一斉に始まりました。
茨城県の共同募金運動は、昭和23年に始まり、今年で76回目を迎えます。
戦後の混乱期、誰もが苦しい状況の中、お互いに助け合おうという機運のもと「国民たすけあい運動」として始まった共同募金は、子どもや障がい者、高齢者をはじめ、その時代の要請に応じて多様な地域福祉活動を資金面で支えてまいりました。
近年では、特に、新型感染症の影響や物価高騰により日常生活に困難を抱える人たちや社会的孤立の状態にある人たちへの支援など、地域におけるさまざまな福祉課題や生活課題の解決に向けた取り組みを進めています。
お寄せいただいたご寄付は、市町村社会福祉協議会の地域福祉活動への支援をはじめ、高齢者施設、障害者施設、児童養護施設、保育所など民間の福祉施設や福祉団体、地域のボランティアグループ、NPO法人など地域の福祉課題に取り組む施設や団体への支援を通じて、地域福祉の推進に活用されています。
また、近年、地震や豪雨災害など自然災害が多発する中、共同募金会では国内で発生する大規模災害に備えて募金額の一部を積み立て、災害が発生した際には、県内外に関わらず被災地の災害ボランティアセンターの立ち上げや運営、被災された方へのお見舞金など、被災地の支援を行っています。
県内各地に甚大な被害をもたらした9月8日の台風13号による大雨災害におきましても、現在、被災者支援のための活動資金として活用されています。
今年も皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

茨城県共同募金会ホームページ　https://www.akaihane-ibaraki.jp/