無病息災祈り〝火の道〟渡る【いばキラニュース】R5.12.25
燃えたまきの上を素足で歩く冬至の伝統行事「火渉(ひわたり)祭」が12月22日、茨城県桜川市の加波山神社本宮(宮本昌明宮司)で行われました。参加者たちは無病息災を祈って「火の道」を渡りました。
火渉祭は、室町時代の応永年間(1394~1428年)に始まったとされます。白装束の先達が神事を行った後、境内に積んだまきに点火し、まきをかき分けて約5㍍の道を作りました。
参加者は先達に続き、続々と火の道を通り抜けました。参加した男性は「例年より火の勢いが強く熱かった。その分、来年はいい1年になる」と笑っていました。