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2024/01/29
水郡線利用意識醸成へ シンポジウム【いばキラニュース】R6.1.29
全線開通から90周年を迎えるJR水郡線の利用を促す「マイレール意識醸成シンポジウム」が1月27日、大子町の町文化福祉会館まいんで開かれました。沿線高校に通う生徒らが利用推進策を提案したほか、専門家や地元関係者によるパネルディスカッションなどを実施。地域全体で路線を支えようという意識の醸成を図りました。
シンポジウムは、県や大子町など6市町でつくる県水郡線利用促進会議(会長・大井川和彦知事)が主催。地元住民や沿線自治体の関係者ら約300人が参加しました。
会場では沿線高校の生徒が水郡線の利用促進策について、昨年取り組んだ研究成果を披露。茨城高が水郡線の新たなグッズ開発や駅を中心としたまちづくりについて説明したほか、県立小瀬高はサイクルトレイン導入による平日の通勤通学利用客拡大策などを提案しました。
その後、パネルディスカッションが行われ、地元商店街の店主や商工会など、地域住民らが議論。水郡線が果たしてきた役割を再確認しながら、「鉄道を地域で支え育てる」「駅に人が集まる場所づくり」など、今後の取り組みについて意見を交わしました。
京都大名誉教授の中川大さんは「地方鉄道路線は地域の宝物」をテーマに基調講演。地域住民による活動の盛り上がり、沿線自治体の連携の重要性などを解説しました。大井川知事は「地域の足として存続するためには、沿線住民がわがこととして考えることが大事」と述べました。
シンポジウムは、県や大子町など6市町でつくる県水郡線利用促進会議(会長・大井川和彦知事)が主催。地元住民や沿線自治体の関係者ら約300人が参加しました。
会場では沿線高校の生徒が水郡線の利用促進策について、昨年取り組んだ研究成果を披露。茨城高が水郡線の新たなグッズ開発や駅を中心としたまちづくりについて説明したほか、県立小瀬高はサイクルトレイン導入による平日の通勤通学利用客拡大策などを提案しました。
その後、パネルディスカッションが行われ、地元商店街の店主や商工会など、地域住民らが議論。水郡線が果たしてきた役割を再確認しながら、「鉄道を地域で支え育てる」「駅に人が集まる場所づくり」など、今後の取り組みについて意見を交わしました。
京都大名誉教授の中川大さんは「地方鉄道路線は地域の宝物」をテーマに基調講演。地域住民による活動の盛り上がり、沿線自治体の連携の重要性などを解説しました。大井川知事は「地域の足として存続するためには、沿線住民がわがこととして考えることが大事」と述べました。