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2024/07/04
新紙幣発行始まる【いばキラニュース】R6.7.4
日銀は7月3日、約20年ぶりにデザインを刷新した1万円札、5千円札、千円札の3種類の紙幣を発行した。視覚障害者向けの識別マークも一新された。県内金融機関では同日、新紙幣をいち早く手にしようと来店者が詰めかけた。
1万円札の肖像は福沢諭吉から渋沢栄一に交代。5千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎に変更された。偽造防止のため、肖像の3D画像が回転するように見えるホログラム技術を世界で初めて導入した。
常陽銀行(水戸市)の本店営業部では同日午後1時から窓口で両替が始まり、約150人が新紙幣に交換。一番乗りしたひたちなか市の和知竹夫さん(74)は「ホログラムに感心した。コレクションとして保管したい」と話した。 新紙幣は誰でも使いやすいユニバーサルデザインに対応。県視覚障害者協会の軍司有通理事長(74)は「分かりやすくて助かる。バリアフリーの点で大いに進歩した」と語った。
一方、近年はスマートフォンをかざして商品代金などを支払う電子決済が普及したためか、新紙幣に関心が低い人も。同市の20代女性は「普段から現金は持ち歩かないので生活に変化はない」と話した。
常磐大の文堂弘之教授(経営学)は、新紙幣発行を「キャッシュレス化が進む一つのきっかけになる」と予測。自動販売機や券売機など新紙幣対応の機器導入の煩雑さなどを挙げ、「今までよりキャッシュレスを重視する事業者が増えるだろう」と述べた。
1万円札の肖像は福沢諭吉から渋沢栄一に交代。5千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎に変更された。偽造防止のため、肖像の3D画像が回転するように見えるホログラム技術を世界で初めて導入した。
常陽銀行(水戸市)の本店営業部では同日午後1時から窓口で両替が始まり、約150人が新紙幣に交換。一番乗りしたひたちなか市の和知竹夫さん(74)は「ホログラムに感心した。コレクションとして保管したい」と話した。 新紙幣は誰でも使いやすいユニバーサルデザインに対応。県視覚障害者協会の軍司有通理事長(74)は「分かりやすくて助かる。バリアフリーの点で大いに進歩した」と語った。
一方、近年はスマートフォンをかざして商品代金などを支払う電子決済が普及したためか、新紙幣に関心が低い人も。同市の20代女性は「普段から現金は持ち歩かないので生活に変化はない」と話した。
常磐大の文堂弘之教授(経営学)は、新紙幣発行を「キャッシュレス化が進む一つのきっかけになる」と予測。自動販売機や券売機など新紙幣対応の機器導入の煩雑さなどを挙げ、「今までよりキャッシュレスを重視する事業者が増えるだろう」と述べた。