即興で花を生け、所作や作品の美しさを競う「全国高校生花いけバトル茨城大会2024」が9月28日、水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館で開催されました。
11校31チームが参加し、みずみずしい感性と創造力でダイナミックに花や枝物を生けました。3年連続で、県立小瀬高が優勝し、全国大会出場の切符を手に入れました。 　
茨城大会は、県などで構成する「いばらきの花振興協議会」が主催。若い世代に花に関心を持ってもらいたいと、2020年度から毎年実施。今回で5回目を迎えた。
大会は1チーム2人一組で出場。5分間と短い時間内で、ステージに用意された県産を中心とした花と、JA常陸奥久慈枝物部会のメンバーが生産した枝物を自由に選び、生けました。 　
決勝戦は、県立小瀬高のチーム「香雪蘭」と県立土浦一高のチーム「月光花」が対決。香雪蘭が大差をつけて頂点に輝きました。
優勝したチーム香雪蘭の渡辺隆太さんは「部活動ではつらいこともあったが、(大会では)素晴らしい作品をたくさん作れた」と喜び、桑名華歩さん(同)は「とてもびっくり。
多くの教えがあって、優勝できた」とうれし涙をこぼしました。 　全国大会は来年2月2日に香川県高松市で開かれます。