- いばキラTVトップ>
- 企業・産業
2024/11/07
新ブランド「霞ヶ浦 暁のしらうお」誕生【いばキラニュース】R6.11.7
霞ケ浦産シラウオの新ブランドが誕生した。これまでとは別格の獲れたて鮮度と透明感を保持したシラウオで、霞ケ浦漁業協同組合は、新ブランドを「霞ヶ浦 暁のしらうお」と命名した。11月6日、関係者が県庁の大井川和彦知事を訪れ、ブランド名や基準を発表した。従来と比べて、ぷりぷりとした食感とうま味が強いのが特長。今月中旬から発売する考えだ。
組合は約3年前から、漁獲直後の透明感と食感を保てるよう、県と技術開発の共同研究を進めてきた。漁師が湖から30分以内で網を引き揚げ、船上でシラウオを素早く選別、冷やすのが大きな特徴という。
新ブランドに該当するのは全体の漁獲量の数%に過ぎない希少品だ。ブランド名は、夜から朝へと移り変わる時間帯に漁を行うことから、「夜明けの太陽=新しいブランドの幕開け」をイメージ。基準として①品質保持技術に基づく生産方法②品質保持技術の講習を修了した生産者③生産時期④漁場⑤漁法⑥品質の計6項目を設けた。
関係者は、従来品と新ブランドを実際に比較して見せ、味の違いなどを説明。鈴木組合長は「食感、見た目も違う。霞ケ浦の新ブランドとして生産、販売していきたい」と強調した。大井川知事は、新ブランドを使ったフリッターなどを試食し、「素晴らしい。シラウオの価値が見直される」と絶賛した。
本県産シラウオは、青森県に続いて全国2位の漁獲量を誇る。本県産の9割以上が霞ケ浦で生産。近年の漁獲量は減少傾向にある。2020年に県全体で187㌧だった漁獲量は、23年には38㌧にとどまった。
組合は約3年前から、漁獲直後の透明感と食感を保てるよう、県と技術開発の共同研究を進めてきた。漁師が湖から30分以内で網を引き揚げ、船上でシラウオを素早く選別、冷やすのが大きな特徴という。
新ブランドに該当するのは全体の漁獲量の数%に過ぎない希少品だ。ブランド名は、夜から朝へと移り変わる時間帯に漁を行うことから、「夜明けの太陽=新しいブランドの幕開け」をイメージ。基準として①品質保持技術に基づく生産方法②品質保持技術の講習を修了した生産者③生産時期④漁場⑤漁法⑥品質の計6項目を設けた。
関係者は、従来品と新ブランドを実際に比較して見せ、味の違いなどを説明。鈴木組合長は「食感、見た目も違う。霞ケ浦の新ブランドとして生産、販売していきたい」と強調した。大井川知事は、新ブランドを使ったフリッターなどを試食し、「素晴らしい。シラウオの価値が見直される」と絶賛した。
本県産シラウオは、青森県に続いて全国2位の漁獲量を誇る。本県産の9割以上が霞ケ浦で生産。近年の漁獲量は減少傾向にある。2020年に県全体で187㌧だった漁獲量は、23年には38㌧にとどまった。