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2024/11/11

30年ありったけ 貴重な資料展示【いばキラニュース】R6.11.11

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 今月13日に開館30周年を迎える県自然博物館で、第91回企画展が開かれている。これまでの歩みを振り返るとともに、同館の調査研究の成果、えりすぐりの資料を展示。子どもに人気の体験コーナーもあり、楽しく学べる企画展となっている。同館は「自然博の面白さを集めた。来館して感じてほしい」と呼びかけている。
 「ミュージアムパーク30年のありったけ いつも茨城県自然博物館はおもしろい!」と題し、開館以来の30年を総括し、同館が研究する植物、動物、地学など各分野の貴重な資料を展示した。「ベストセレクション」コーナーでは、横幅約2㍍の空洞状になった巨大なアメシストドーム(紫水晶)、恐竜カルノタウルスの骨格、ダイオウイカや大型サメの標本など、迫力の展示が行われている。
 各研究室の「お宝標本」では、シーボルトが収集した標本、国内では珍しいオロシザメの剝製、常陸大宮市内で発掘されたゾウの仲間の化石など、貴重な資料が展示されている。「カムバックなつかしの企画展体験コーナー」では、子どもたちに人気の「ごきぶりホイホイ体験」もある。
 今回は2025年6月1日までのロングラン展示で、来年2月22日に展示資料や体験コーナーを大幅に入れ替える。
 同館は1994年11月13日の県民の日にオープンした。来館者は今年8月21日に1300万人を達成するなど、国内有数の自然史博物館となっている。横山一己館長は「大人から子どもまで見てもらえるような工夫をしている。今後も来館したいと思ってもらえるよう、職員一同取り組んでいきたい」と話した。
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