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2024/12/25

上海 西安便が運航再開 茨城空港【いばキラニュース】R6.12.25

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茨城空港(小美玉市)と中国を結ぶ国際線 上海、西安の定期便2路線が24日、運航を再開しました。上海便は約1年2カ月ぶり、西安便は4年10カ月ぶり。県は「茨城と中国を結ぶ重要な架け橋」と歓迎。観光を含む経済や文化、人材など包括的な交流を活性化させ、将来的な本県への「対日投資」を促したい考えです。  中国路線は同国の春秋航空が運航。旅客機は約180席。西安便は同日と26、28日のみの運航で、上海と西安をそれぞれ出発。茨城空港からの折り返し便が西安、上海行きに変わる特別ダイヤで1日2往復します。  上海便は31日以降、火、木、土曜に週3往復する。  上海を出発した第1便は正午前に茨城空港に到着。運航再開セレモニーが開かれ、県や春秋航空のほか、駐日中国大使館の郭強参事官、県日中友好協会の川津隆会長らが出席しました。  県代表の岩下泰善副知事は「10月に中国トップセールスが実現し、経済交流の促進に向けた投資セミナー開催やパンダ誘致に向けて直接要望を行った中、定期便の再開は時宜を得たもの」として「(本県の)多岐にわたる分野の発展に寄与する」と期待感を示しました。  式典後、春秋航空の趙寅日本支社長は「茨城は春秋航空の最初の日本路線。特別な思いがある。今後の日中友好促進の良いチャンスとして復活を決めた」と話しました。西安便の本格的な再開については「今回の利用状況を見て考えたい」と述べるにとどめました。  県空港対策課によると、同日の利用状況は、茨城発上海行きが8割で西安行きがほぼ満席。一方、上海発の便は4割程度でした。  家族4人で日本旅行に来た上海在住の徐志兵さんは「空港スタッフの対応が良かった。また機会があれば茨城空港を利用したい」と笑顔で話しました。帰省で西安便を利用した筑波大の留学生、劉暢さんは「航空券が安い。便利になるので運航が続いてくれれば」と話しました。
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