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2025/01/14

ほしいもグランプリ2025【いばキラニュース】R7.1.14

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 1月10日の「ほしいもの日」に、日本一のおいしい干し芋が決定した。「全国ほしいもグランプリ2025」(県主催)の最終審査会と表彰式が10日、水戸市内のホテルで開かれた。グランプリには、応募のあった全国51点の中から、「干し芋農園川上」(東海村)が選ばれた。グランプリ開催は初めて。本県産の干し芋産出額は全国シェア率の9割超を占め、地域振興への活用にも期待が高まる。
 県は、干し芋の魅力を消費者に伝え、消費拡大を図ろうと、昨年11月22日から12月12日まで全国から、人気の高い品種「紅はるか」の平干しを募集。県内から38点、ほか全国から13点の応募があった。
 最終審査会には、書類審査と品質分析を通過した15点が進んだ。審査では、干し芋を5点ずつ3グループに分けて評価。タレントの橋本マナミさんや食の専門家、有識者など計5人が審査員を務め、干し芋の外観や食味の評価を行った。
 表彰式では、大井川和彦知事が、1位から3位の入賞者にトロフィーを授与した。グランプリに輝いた「干し芋農園川上」の干し芋について、審査委員長で密芋研究所長の岡部勝義氏は「最後の優しい甘味に感動した。次の一口が食べたくなる素晴らしい」と高く評価した。
 トロフィーを手にした川上文隆同社長は「まさか日本一になれるとは思わなかった。従業員やパートさんのお陰。とても嬉しい」と喜んだ。大井川知事は「『ほしいも王国』の本県が上位入賞しほっとした。今後も切磋琢磨(せっさたくま)し、ほしいもを世界に広めていけたら」と総評した。
 本県の干し芋の産出額は全国1位。全国のシェア率は9割以上を誇る。県は昨年、1月10日を「ほしいもの日」と制定し、本県産干し芋の認知度向上に力を入れている。
 上位入賞者は次 の通り。 ▽2位 幸田商店(ひたちなか市)▽3位 干しいも工房しんあい農園(同)
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