クリスマスシーズンを彩るポインセチア。12月を迎え、県内の園芸農家は出荷に忙しいです。30年以上生産を続ける鉾田市の「大久保花園」のビニールハウスでは、葉の形を整え、傷つかないよう透明なフィルムをかけるなど作業に追われています。
ハウスには苞（ほう）と呼ばれる葉の一部が赤や白、黄色などに色づいたポインセチアが並びます。仕立てるのが難しい、紅白のリース形のものが人気という。11月から今月中旬までに約２万鉢を出荷する予定。
同花園を経営する大久保三男さんは「病気がなくロスが少ない最高のポインセチアができた」と笑顔。妻の兵子さんは「家の中に飾って、クリスマスを楽しんでほしい」と話しました。